もくじ
HiLIQ RED DORAYAKI(レッドドラヤキ)とは?
HiLIQ RED DORAYAKI(レッドドラヤキ)は、中国のVAPE用リキッドメーカー「HiLIQ(ハイリク)」が製造・販売しているVAPE用リキッドです。
2019年5月23日から25日にかけて幕張メッセで開催された「2019 VAPE EXPO JAPAN」でHiLIQブースにて発表され、5月31日に夏の新作として正式発売された商品。
フレーバーは、名前の通り「どらやき」味のリキッド。
HiLIQの商品ページに寄せられた感想でも「あずき」「どらやき」「おしるこ」など、あずきフレーバーとしての評価は高いようです。
ただ、そのまま「どらやき」フレーバーかと言うと感想は分かれるようで、「まんま!どらやき!」と言う感想も有れば、「どらやきの生地は感じられない」と言う感想も有って、リキッドを吸う環境によっても印象が変わるようです。
HiLIQ RED DORAYAKI(レッドドラヤキ)を吸ってみる!
今回、レビューする「HiLIQ RED DORAYAKI(レッドドラヤキ)」は、「HiLIQ(ハイリク)」からご提供頂きました。
割合などは、PG:30% VG:70% ノンニチコンの製品をレビューします。
なお、レビューに使用した環境は以下の通りです。
では、HiLIQ RED DORAYAKI(レッドドラヤキ)を吸ってみましょう。
チャイルドロック付きのキャップを開封して、まずは匂いを嗅いでみると…
うん。確かにあずきっぽい香りがします。
ちょっと芳ばしい感じもするかな。
香りだけ嗅いだ感じだと期待値は高いかも。
では、アトマイザーのトップキャップを外し、コイルにリキッドを直接ドロップして吸ってみましょう。
ファイアボタンを押して、大きく吸い込んでみると…
まず、バターっぽい甘みと塩味、それからあずきの皮っぽい渋みが感じられます。
吸い続けると、渋みの部分が取れてあずきのフレーバーがハッキリしてきますね。
味が安定してくると「どらやき」と言うよりも「おしるこ」っぽい印象に。
あずきの再現度は高く、つぶあんっぽさが際立ち、あずきの皮の味も感じられます。
逆に吸い始めから味が安定するまでの間で、どらやきの生地のような小麦や穀物っぽい感じはしません。
最初に強く感じたバターっぽい甘みや塩味が、どらやきの生地を表現しているとするなら「どらやき」としては惜しい製品です。
ただ、あんこリキッドとしては完成度が高く、茹でたてのあずきにバターを乗せた感じ。
その印象も、吸い続けるとあずきの印象がどんどん強くなって、お汁粉のような印象に変わってきます。
あずき好きの方には、一度吸ってみて欲しいリキッドだと思いました。
HiLIQ RED DORAYAKI(レッドドラヤキ)まとめ
★良い点★
1.あずきの再現度が凄い
2.全体的にまとまっていて美味しい
3.あんこが好きな方にはおすすめ
★悪い点★
1.どらやきの生地の表現がいまいち
2.あんこが嫌いな人には向かない
3.口が味に慣れると方向性がぼやける
★総評★
あずきとしての再現度は最高でした。
ただ、どらやきとして評価した場合、どらやきの生地感が無いのが惜しい点。
穀物っぽいフレーバーが有れば「どらやき」として成立したのではないでしょうか。
個人的な評価としては「おしるこ」もしくは「あずき」フレーバーのリキッドと言う評価です。
また、悪い点の3で「口が慣れると方向性がぼやける」と書きましたが、多分「濃い」のだと思います。
濃くて臭覚や味覚がマヒしてくるんじゃないかと推測しているんですね。
普段、私は「アレスヘルスケア グリセリン(パームヤシ由来)」、いわゆる素グリを常飲しているのですが、使用したMOD「WISMEC LUXOTIC BF BOX」のボトルには、調整用の素グリがセットされています。
BFのボトルを押して、HiLIQ RED DORAYAKI(レッドドラヤキ)を素グリで割ると、味がより安定する印象でした。
また、コットンが乾燥するまで吸って、素グリを足すとHiLIQ RED DORAYAKI(レッドドラヤキ)の味が少し復活する事や、アトマイザーに匂いが結構残る事からも、濃いめのリキッドの可能性が高い気がします。
個人の環境での、個人の感想なので、絶対とは言えませんが、HiLIQ RED DORAYAKI(レッドドラヤキ)をコットンに直接ドロップし、BFには素グリをセットして調整しながら吸うと、より安定してあずきの味を楽しめるかも知れません。
総評としては、あずきが好きな方なら幸せになれる美味しいリキッドだと感じました。
ただ、どらやきとして期待しすぎると評価は下がると思うので、どらやき部分には期待しすぎず購入して下さい。